ニュースレター No,47

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2013年(第29回)日本国際賞授賞対象分野2013年(第29回)日本国際賞授賞対象分野を次のとおり決定いたしました。「物理、化学、工学」領域「物質、材料、生産」分野背景、選択理由従来にない機能を持つ新しい物質や....

2013年(第29回)日本国際賞授賞対象分野2013年(第29回)日本国際賞授賞対象分野を次のとおり決定いたしました。「物理、化学、工学」領域「物質、材料、生産」分野背景、選択理由従来にない機能を持つ新しい物質や材料の発見、発明、そして高度なものづくり技術が、これまで多くの技術革新を実現し、社会の発展に貢献してきました。物質、材料では、新機能を有する半導体、高分子、天然産生物質、ナノ材料、さらに触媒の開発などが、また、生産面では、計算機援用設計・生産技術、計測技術などを含む新技術が、産業の革新と高度化に貢献してきました。限りある資源を有効に利用し、環境を守りながら持続可能な社会を築くために、新しい機能を持つ物質、材料の開発、さらには画期的な生産技術が不可欠となっています。対象とする業績2013年の日本国際賞は、「物質、材料、生産」の分野において、飛躍的な科学技術の発展をもたらし、新機能を有する物質、材料の開発及び設計、生産技術の高度化によって、新しい製品や産業を創造し、生活の利便性や安全性の向上に寄与するなど、人類社会に大きく貢献する業績を対象とします。「生命、農学、医学」領域「生物生産、生命環境」分野背景、選択理由人類の生存は、地球上の生物資源をさまざまな形で持続的に利用することなくしては成り立ちえません。しかし、その生物資源を育む地球の生命環境は、急速に劣化しつつあります。これまで、多くの技術革新によって食糧生産性は飛躍的に増大してきましたが、人口はそれをも超えて急速に増えようとしています。こうした地球社会において、かけがえのない生命環境を守り、生物の多様性を保全する環境技術の開発とともに、持続可能な環境調和型の生物生産技術の創造が求められています。対象とする業績2013年の日本国際賞は、「生物生産、生命環境」の分野において、飛躍的な科学技術の発展をもたらし、人間活動が環境に及ぼす影響の計測評価や対策手法の開発を通じて、生物多様性の維持や生命環境の保全に寄与し、あるいは食糧や有用物質などの生物生産技術の進展によって飢餓や貧困を克服するなど、人類社会の福祉に大きく貢献する業績を対象とします。2013年(第29回)日本国際賞分野検討委員会委員委員大隅典子東北大学大学院医学系研究科教授委員辻篤子朝日新聞社論説委員委員長矢崎義雄副委員長白井克彦委員笠木伸英東京大学大学院工学系研究科教授委員木村孟文部科学省顧問委員橋本和仁東京大学大学院工学系研究科教授委員林良博東京農業大学農学部教授(独)国立病院機構理事長放送大学学園理事長委員桑原洋日立マクセル(株)名誉相談役委員森健一東京理科大学大学院イノベーション研究科教授委員柴﨑正勝(財)微生物化学研究会常務理事(2011年12月現在、敬称略、五十音順)今後の予定授賞対象分野は基本的に3年周期で循環します。毎年、日本国際賞分野検討委員会から向こう3年間の授賞対象分野が発表されます。「物理、化学、工学」領域授賞対象年(回)授賞対象分野2013年(第29回)物質、材料、生産2014年(第30回)エレクトロニクス、情報、通信2015年(第31回)資源、エネルギー、社会基盤「生命、農学、医学」領域授賞対象年(回)授賞対象分野2013年(第29回)生物生産、生命環境2014年(第30回)生命科学2015年(第31回)医学、薬学06