1989年(第5回)日本国際賞受賞者
医薬科学分野
プロスタグランジン及び関連体の合成開拓とその医薬創製への寄与

E.J.コーリー博士(アメリカ)
| ハーバード大学教授 1928年生まれ |
| 授賞理由 |
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ハーバード大学で有機化学を研究。博士は有機合成研究に総力を注いで、プロスタグランジンの化学合成の問題に取組み、1968年に初めて天然型光学活性体の純粋合成に成功した。合成法はさらに改良され、初めて安定的なサンプルの供給を可能にし、PG群の解明に著しい貢献を果たした。 博士の合成法には、(1)効率性、(2)汎用性、(3)経済性の優れた3つの特長があり、現在、PG群については、世界のメーカーのほとんどがコーリー合成法を採用している。 こうした博士の研究努力により、PG群の研究は飛躍的に進展し、今日のアラキドン酸カスケード科学の確立が成され、今後、脳血栓予防剤、動脈硬化剤、抗胃腸潰瘍剤など新しい医薬創製への期待がかけられている。 |