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プレスリリース

2016年5月20日

2016年 ストックホルム国際青年科学セミナー参加学生を募集
ノーベル賞週間行事に合わせて12月に開催

siyss2015

 公益財団法人国際科学技術財団(理事長 矢﨑義雄)は本日5月20日、ノーベル賞週間行事に合わせて開催される「ストックホルム国際青年科学セミナー(SIYSS)」に参加する学生の募集を開始致します。今年のSIYSSの派遣期間は12月4日(日)~12日(月)です。日本国際賞の授賞領域である「物理、化学、工学」または「生命、農学、医学」領域を研究・専攻している18~24歳の日本国籍の学生が対象です。8月26日(金)まで応募を受け付けます。

 SIYSS(Stockholm International Youth Science Seminar)とは科学者を目指す若者を対象にした1週間にわたるセミナーであり、1976年にスウェーデン青年科学者連盟がノーベル財団の協力を得て開始して以来、毎年開催されています。セミナーでは、世界各国から集った若者が現地の高校生を前に英語で各自の研究発表を行います。また、スウェーデン最大の教育・研究機関でありノーベル医学・生理学賞の選考委員会が置かれているカロリンスカ研究所を始め、ストックホルムの大学や企業を訪問。さらに、ノーベル賞受賞者記念講演会を始め、祝賀レセプション、授賞式、晩餐会等一連のノーベル賞週間行事に参加してノーベル賞受賞者と直接交流する貴重な機会が与えられます。 
 昨年は日本を含めて18カ国の学生が参加しました。「Japan Prize(日本国際賞)」で知られる国際科学技術財団は国内で唯一、SIYSSに参加する学生の募集と選考を行っており、毎年2名の学生(大学生・大学院生)をストックホルムに派遣しています。1987年以降これまでに56名を派遣しました。
 これまで参加した学生たちは、「SIYSSの1週間で、一生の糧となる刺激と一生忘れられない思い出を得た」、「科学者としての倫理観や日本について客観的に考えるきっかけになった」、「国境を超えた科学の普遍性を再認識した」、「ノーベル賞受賞者本人から直接聞いた『好奇心や探究心を決して忘れてはいけない』という言葉が印象に残った」等、感想を述べています。

SIYSS への派遣は、若手科学者に比類ない国際交流の機会を提供するだけでなく、科学に対するモラルの向上や熱意の高揚にも役立っています。応募方法や必要書類等詳細については、次頁以降、もしくは財団ホームページ(https://www.japanprize.jp/siyss_yoko.html)をご参照ください。

 

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